ただいまいけばなお稽古中❗️知地正和

いけばなの魅力を伝えたい

供花

おはようございます!

久しぶりに「いけばな」の歴史の話をします。歴史と言いましても相当古い事ですのであくまでもそうだったのでは??という事での話ですのでやんわりと読んでください。日本には多くの神々がいます。八百万(やおよろず)の神と一括りにして呼んでいたりします。まあ沢山いるって事です神話に出てくる神様や氏神様、人間もある時から神様になっちゃったりもします。太宰府天満宮菅原道真公が神様になってますよね!天皇陛下もある意味神様です。

大昔は神様と花の関係は神に対しての崇拝、祈願、御礼などの儀式の時に常緑樹の松などを立て政(まつりごと)をしていました。つまり大地から生まれたものを捧げる事で怒りを鎮めたり五穀豊穣を願ったりしていたのだとおもわれますさ。これは日本に限った事でもなく人間として当然の行為だったのでしょう。

「いけばな」としての花は仏教が伝来して仏に花をそえる【供花】(くげ)が関わっているという説が有望です。

供花はクゲって読むんです。キョウカではありませんのでお間違えないように😅 お墓参りに行った時に花をそえますよね。あれが供花です。

最初は綺麗な花、もしくは仏教の教えの中の蓮を使って供花をいけていたのでしょう。それが中国から形が整った絵図が入ってきてそれを元に僧侶が形を整えていったと考えられます。当時の日本は中国を手本としていましたので当然のことと考えられます。だからといって「いけばな」は中国から・・・・という事ではありませんので早とちりしないようにお願いします。あくまでも「いけばな」は日本独特の文化だという前提で話をしております。まぁとりあえずはそういう事で花が(供花)がだんだんと形を整えていったということです。

 

供花‼️   これはいけばな史の中で重要な言葉ですので知っておく必要があります。