琳派調いけばなには主枝も副枝もありません。ではどうやっていけるのか??ですが桜、青麦、都忘れという取合せですのでその花達を金屏風に描くとして【桜・青麦図屏風】というタイトルを頭に描いて構図を考えるという作業をします。桜、青麦、都忘れをデザイン化して描くのが琳派絵画、つまり本物の植物をデザインとして捉えていけることが琳派調いけばなと他のいけばなの違いです。
つまりデザインはデザイナーの力量に委ねられるのです。という事は花留の数も決まりはありませんしここを高く、ここを低くという縛りもございません。
だから楽しく、だから難しいのです。