「秋の散り紅葉」は写景とは言えかなり趣向性の強い様式です。他の様式は例えば櫻、梅、木瓜などは主枝にとる花材が添景となりますがこの花は客枝の紅葉が添景となるのがユニークな点です。
そして近景です!
近景ならば小菊、竜胆はもう少し長くなりますがこの花はメインが紅葉なので🍁主枝、副枝、その他中間枝は背景となります。なので長さは客枝を目立たせるための長さということになります😊
つまり紅葉の力に合わせて長さを決めるという事になりますから主枝をこの長さ!と決めつけることが出来ないのです。ここが皆さん悩むところなんです。
こういう花がある小原流はやはりとても面白いですよね!